さくらのクラウドでSEIL/x86を動かしてみた(3)

前回の「さくらのクラウドでSEIL/x86を動かしてみた(2)」でさくらのクラウド上にハードウェアの準備ができましたので、SEIL/x86のイメージを作成します。

 

1.FTPの用意

標準では、FTPサーバがインストールしていないため、vsftpdをインストールします。
 # yum install vsftpd
あわせて、FTP用のユーザーの作成も行います。(パスワードの設定も)
FTPサーバを起動します。
# service vsftpd start

2.SEIL/x86のイメージのアップ

SEIL/SMF コミュニティ」より、SEIL/x86のディスクイメージをダウンロードします。
今回は、seilx86-235-bootdiskをダウンロードしました。これを展開して得られる bootdisk.img ファイルを使います。

FTPクライアントでbootdisk.imgを、さくらのクラウド上のサーバにアップロードします。
※ファイルパーミッションに注意してください。

3.SEIL/x86のイメージの展開

追加したディスクにSEIL/x86のイメージを展開しますので、追加ディスクがどのデバイスとして認識しているか確認してください。
今回は、「/dev/hdb」として認識されていました。

fdiskコマンドでパーティションを表示してみました。
サイズは20GBで間違いないようです。パーティションは無いようです。

# fdisk /dev/hdb
Command (m for help): p
Disk /dev/hdb: 21.4 GB, 21474836480 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 2610 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes
Device Boot Start End Blocks Id System
続いて、追加ディスクにイメージを展開します。
 # dd if=bootdisk.img of=/dev/hdb
これで終了です。
念のため、先ほどと同じくfdiskコマンドを実行してみます。
# fdisk /dev/hdb
Command (m for help): p
Disk /dev/hdb: 21.4 GB, 21474836480 bytes
64 heads, 32 sectors/track, 20480 cylinders
Units = cylinders of 2048 * 512 = 1048576 bytes
Device Boot Start End Blocks Id System
/dev/hdb1 * 1 32 32752 a9 NetBSD
Boot可能なNetBSDのパーティションが作成されているのが確認されました。

ここで、操作用のサーバをシャットダウンします。

4.HDDの切り離し

さくらのクラウドの管理画面に戻ります。

#1のディスクを「×」ボタンをクリックして切り離します。

5.再起動

もう一度起動します。

無事にSEIL/x86が起動しました。

さくらのクラウドでSEIL/x86を動かしてみた(2)

前回の「さくらのクラウドでSEIL/x86を動かしてみた(1)」で操作用のサーバが作成できましたので、SEIL/x86を動かす準備をします。

Step2 追加ディスクにSEIL/x86のイメージを作成する


上部メニューの「ディスク」をクリックします。


右メニューの「新規ディスク」か上部メニューの「追加」をクリックします。


名前を入力して、「作成」ボタンをクリックします。
今回は名前を「SEIL/x86」にします。


操作確認画面が出ますので、「作成」ボタンをクリックします。


ディスクが作成されました。

 続いてこのディスクを、先ほど作成したサーバにつなげます。

上部メニューの「サーバ」をクリックします。
作業するサーバのチェックボックスをオンにして、「コンソール」をクリックします。
※作業するサーバをダブルクリックでも同様の動作になります。

 


タブで詳細情報をサーバの詳細が表示されます。
「ディスク」の項目の「ディスクを接続」をクリックします。

 


接続できるディスクが表示されますので、先ほど作成したディスク「SEIL/x86」を接続します。


ディスク#2に「SEIL/x86」が接続されました。

ここで、サーバを起動します。
メニューの「起動」ボタンをクリックします。
確認が出ますので、「はい」を選択してください。

タブの「リモートスクリーン」をクリックしてください。

コンソールが表示されます。
サーバ作成時に指定したパスワードでログインしてください。

(続く)

さくらのクラウドでSEIL/x86を動かしてみた(1)

今回は、さくらのクラウドで、SEIL/x86を動かしてみたいと思います。
テンプレート機能を使ってSEIL/x86を動かす方法については、
SEIL/SMF コミュニティブログの「さくらのクラウドでSEIL/x86を動かす」に記載がありますので、
そちらをご覧ください。

 

Step1 さくらのクラウドでCentOSのサーバを構築
雲の向こう側でいろいろと作業をする必要があるので、作業用の仮想マシンを準備します。
今回OSは、CentOSを利用することにします。

ⅰ)さくらのクラウドにログイン
※さくらのクラウドのアカウント作成は済んでいるものとします。
(参考)http://cloud.sakura.ad.jp/flow.php 右上の赤枠のボタンから、コントロールパネルにアクセスします。
詳細な手順は、オンラインマニュアル(http://support.sakura.ad.jp/manual/cloud/basic/server.html)をご確認ください。
 

ここで登録してあるアカウント名(アカウント名@会員ID)とパスワードを入力します、ログインボタンを押します。

ⅱ)サーバの作成

ここで、ログインしたアカウントで利用しているサービスの概要が表示されます。
新規サーバを作成するために「サーバ」のボタンを押します。

 


新規の場合は上図のような画面が表示されます。
既にサーバがある場合は、現在利用しているサーバの一覧が表示されます。
左側の「新規サーバ」か上の「追加」を押します。(どちらも同じです)

 

新規サーバの作成画面が表示されます。
作成先ゾーンは、今のところis1a(石狩Aゾーン)しか選択できません。
サーバプランは、一番安いプラン1で良いと思います。
日額105円ですし、検証で使うには十分です。
作成方法は、簡単な「テンプレートから作成」を選択します。
選択が済んだら、右下の「次へ」ボタンを押します。

 

次は、ディスクの作成です。
テンプレートで使用するOSを選択してください。
今回は、CentOS5.7 64bit(基本セット)を使います。
ディスク(20GB)の利用料金が発生するのでご注意を!
まぁ、日割りで21円ですが。

 

ホスト名は、任意の名前を入れてください。
パスワードは、8文字以上で上と下に同じものを(当たり前ですが)入力してください。
SSHは、今は設定しないことにします。
選択が済んだら、右下の「次へ」ボタンを押します。

 


次は、ネットワーク(eth0)の接続先の選択です。
「共有インターネット回線に接続」を選択してください。
100Mbpsの回線を「無料」で利用でき、固定のIPアドレスが1個もらえます。

 

この項目は、管理上の使う項目ですので、任意で登録してください。

 


今回は、サーバを作成した後にいくつか作業を行いますので、すぐに起動は、「いいえ」を選びます。

 


確認画面が表示されますので、内容を再度確認して「作成」ボタンを押してください。

 


操作画面が表示されますので、「作成」ボタンを押してください。
※ここから実際の課金が発生します。

 

これで、数分後にはサーバが作成されます。
これで操作用のサーバの準備は完了しました。

(次回に続く)